最初は『手で落とす→1回蹴る→キャッチ』で十分です。ボールを膝から腰ほどの高さに保ち、1回、2回、5回、10回と成功を増やします。20回はゴールではなく、ボールを思った場所へ返す土台です。
リフティングが必要な理由
試合中に何十回もリフティングする場面はありません。それでも、足のどこに当たったか、強すぎたか弱すぎたかを一球ごとに感じる練習になります。左右差や姿勢にも気づけます。ただし、回数が多いことと試合で活躍できることは同じではありません。
STEP1 手から落として1回、キャッチ
両手で胸の前に持ったボールを真下へ落とし、利き足のインステップで1回だけ触って手で受けます。足首を固定し、つま先を少し上げ、ボールの中心を真上へ返します。10回中7回ほど同じ場所へ返せたら次へ進みます。
STEP2 ワンバウンドありで続ける
蹴る、地面に一度弾ませる、もう一度蹴る、を繰り返します。落下地点へ小さく動き、体の正面で触ります。まず5回、次に10回。落ちても数え直すだけで、失敗を長く叱らないことが大切です。
STEP3 2回蹴ってキャッチ
連続2回を成功させたらキャッチし、これを5セット行います。安定したら3回、5回へ増やします。最高記録を毎回狙うより、できる回数を何度もそろえる方がタッチは安定します。
STEP4 左右を少しずつ使う
最初は利き足中心でも構いません。1回キャッチができたら逆足でも同じ練習を行い、慣れたら右・左を交互にします。苦手足だけで長く続けず、成功しやすい練習の中へ短く混ぜます。
5回、10回、20回の順に壁を低くする
5回を3セット、10回を3セットのように安定を確認してから20回へ進みます。ボールが頭より高く上がると追いかけやすいため、膝から腰ほどの高さを目安にします。毎日の最高記録だけでなく、成功セット数も残します。
親が見たいのは回数以外の変化
ボールの下へ早く入れた、苦手足を使えた、落ちた後に自分で再開できた。こうした変化も上達です。他の子と比べず、短い時間で終えます。痛みがある時や、ボールが道路へ出る場所では行いません。
